特長/機能
Feature / Function
Feature / Function
データマネジメント環境構成ソフトウェアやデータプレパレーションソフトウェアは、多機能で複雑なユーザインターフェイスの製品が殆ど。
Preroboは誰でも分かり易く直感的なUIで、エンジニアリングやデータ操作の知識の少ないユーザでも簡単に環境構成しデータ操作できるよう配慮されています。
企業で様々なデータを活用するためには、各ソフトウェア同士の連携など、一連の環境構成に多くの費用と専門的な知識が必要となり、データ活用環境構成は敷居が高かったのが現状でした。
Preroboは、一連の機能を全て集約、Prerobo一つで全ての機能を満たしたデータ活用基盤が構成できます。
Preroboは大規模なデータの活用に対応するため、計算資源の分散処理を可能にしています。
必要に応じてCPUを追加し、計算速度を向上させることができます。※別途追加CPUライセンスが必要な場合があります。
また、巨大なデータの蓄積に対応するため、Hadoopなどの分散データベース環境でのデータ基盤構成にも対応します。
PreRoboは、ファイルやデータベースから取得した様々なデータを加工し、取得したデータや加工結果を管理、共有することができるアプリケーションです。
タブをクリックすることで内容を切り替えてご確認いただけます。
「【PreRobo】ユーザー登録のお知らせ」メールのURLにアクセスして、パスワードを設定すると、PreRoboにログインできます。
アプリケーションの管理者から通知されたURLにアクセスして、パスワードを設定すると、PreRoboにログインできます。
ログイン画面にアクセスし、テナントコード(「【PreRobo】ユーザー登録のお知らせ」メールに記載)とユーザID(「【PreRobo】ユーザー登録のお知らせ」メールが届いたメールアドレス)、パスワード(2-1で設定したパスワード) を入力してログインすると、ホーム画面が表示されます。
ログイン画面にアクセスし、テナントコードとユーザーID (アプリケーションの管理者にお問い合わせください) 、パスワード(2-1で設定したパスワード) を入力してログインすると、ホーム画面が表示されます。
ブラウザにログイン情報を保持しておいて、次回以降自動でログインする場合は、ログイン画面で「ログイン情報を保持する」チェックボックスにチェックを入れてログインしてください。
ヘッダのメニューで「ログアウト」を選択し、PreRoboからログアウトします。
ヘッダのメニューで「製品情報」を選択すると表示される製品情報画面に、ヘルプが表示されます。
フォルダは、データなどを保存しておく場所です。
フォルダには、下記の3種類があります。
ユーザが自由に作成、使用、削除できるフォルダで、他のユーザと共有することもできます。※フォルダの権限については、ヘルプをご参照ください。(ヘルプは、製品情報画面で確認することができます。)
自動的に作成される各ユーザのプライベートフォルダです。
データなどを削除すると、ごみ箱フォルダに移動されて、データを利用できなくなります。誤って削除したデータなどは、ごみ箱フォルダから他のフォルダに移動させると、再び利用可能になります。
データを登録(インポート)すると、ホーム画面に水色のアイコン(=データファイル)が作成されます。
下記のいずれかの方法で、データを登録(インポート)することができます。
ファイルの他に、データベースのテーブルからデータをインポートすることもできます。
データファイルは、表形式のデータと定義情報(列の名前など)を保持しています。
データファイルの定義情報は、定義編集画面で変更することができます。
定義編集画面は、データファイルを右クリックして「定義編集」を選択すると表示されます。
列名の変更 | 列の名前を変更します。 |
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データ型の変更 | データファイルのそれぞれの列は、データ型(データの種類)の情報を保持しています。 データ型は、データを新規登録する際に自動的に判定され、データを更新する場合は、同じ列に、異なるデータ型の値はインポートできません。
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主キーの設定 | データ(レコード)を一意に特定するための列(=主キー)を設定することも可能です。 主キーを設定しておくと、重複レコードが登録されたり、空のデータが登録されるのを防ぐことができます。 |
列の追加、削除 | 新しい列を追加したり、不要な列を削除します。 |
データファイルのデータは、テキストファイル(.csv、.tsv、.txt)やExcelファイル(.xlsx)、データベースのテーブルをインポートして、更新することができます。
更新するデータファイルを右クリックして「インポート」を選択すると、インポートダイアログが表示されます。更新の種類とインポートするデータを選択して実行すると、既存のデータファイルのデータを更新します。
追記 | 既存データファイルのデータに、インポートデータを追加します。 |
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上書き | インポートするデータと同一のデータ(レコード)が、データファイルに存在する場合は、既存データを上書きし、存在しない場合はインポートデータを追加します。 データを上書きする場合は、予めデータファイルの定義編集で、データ(レコード)を特定する列(主キー)を設定しておく必要があります。 |
入替 | データファイルのデータを全て削除して、インポートデータを登録します。 |
ゆらぎのあるデータを書式統一するなどして、整形(クリーニング)します。
同じ構造のデータを、同じ内容で繰り返しクリーニングする場合は、最初のクリーニング時にクリーニング方法を保存しておくことができ(保存すると「クリーナー」という緑色のアイコンが作成されます)、次回以降はクリーニング方法を指定しなくても、自動でクリーニング実行することができます。
意図しないクリーニング処理でデータが更新されるのを防ぐため、クリーニング結果で、元のデータファイルを更新することはできません。クリーニング結果は、クリーニング対象とは別のデータファイルに保存されます。
データをクリーニングするには、データファイルを右クリックして「クリーニング」を選択し、クリーニング結果の保存先(データファイル)などの必要事項を指定して実行すると、クリーニングのための準備が始まります。
クリーニングの準備が終わると、画面に準備完了のお知らせが通知されますので、通知のリンクを開くか、結果保存先のデータファイルまたは作成中のクリーナーを右クリックして「クリーニング指示」を選択すると、クリーニング方法(書式統一などのルール)を指示するための画面(クリーニング指示画面)が表示されます。
クリーニング指示画面で、それぞれの列に対してクリーニング方法(書式の設定など)を指定し、[実行]ボタンを押下すると、指定した内容でクリーニングが開始されます。
作成したクリーナーを使用して、データファイルを自動でクリーニングすることができます。
下記のいずれかの方法でクリーニングすると、クリーニング結果が指定したデータファイルに保存されます。
クリーナーの定義を編集して、自動クリーニングの方法を変更することができます。
クリーナーを右クリックして「定義編集」を選択すると、定義編集画面が表示され、各列のクリーニング方法を変更することができます。
鉛筆ボタンが表示されている項目は、変更することができます
別々のデータ同士を結合したり、不要な列やデータ(レコード)を除外するなど、データを加工することができます。
加工結果は、画面表示のほか、データファイルに保存したり、CSVファイルに出力することができます。
また、データを加工しても、元のデータが変更されることはありません。
データの加工方法を保存しておき(「データビュー」というオレンジ色のアイコンが作成されます)、エクスポートなどの際に、対象データの加工処理が毎回実行されます。
加工するデータファイルを右クリックして、「データビュー作成」を選択します。
ダイアログで、加工方法を保存しておくための名前(データビューの名前)を指定し、[作成]ボタンを押下すると、加工内容を設定する画面が表示されます。
加工内容は、「ステップ」という単位で管理され、上のステップから順番に実行されます。
加工内容を設定する画面で、[新しいステップ]を押下して、処理の種類(ステップの種類)を選択し、新しいステップを追加します。
< ステップの種類 >
結合 | データ同士(データファイルまたはデータビュー)を横に結合して、1つのデータにします。 |
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統合 | データ同士(データファイルまたはデータビュー)を縦に統合して、1つのデータにします。 |
加工 | 列の値を置換したり連番を付与するなど、データを加工して、加工結果を新しい列に出力します。 |
絞込 | 指定した条件に合致するデータ(レコード)のみを出力します。 |
集約 | データをグループ化したり、集計します。 |
出力 | 不要な列の除外、列順変更、ソート順の設定などを行います。(一番最後に処理します。) |
ステップを追加すると、画面右側の操作スペースで、データの加工方法(操作)を設定することができます。
設定した加工方法(操作)は、[確定]ボタンを押下して、ステップに加工方法(操作)を追加します。
ステップの右上のボタンにカーソルを当てると、ステップのメニューが表示されます。
メニューから、ステップの削除、複製、移動(処理順の変更)などを選択します。
追加した加工方法(操作)は、アイコンの右端のボタンにカーソルを当てると、加工方法(操作)メニューが表示されます。
メニューから、加工方法(操作)の削除、複製、移動(処理順の変更)などを選択します。
<例1 別のデータと結合する(別のデータを横に結合する)場合(結合ステップを使用)>
1)結合するデータファイル(データビューも可)を選択し、結合する条件を指定します。
操作スペースの下に、結合元のデータ(右)と結合先のデータ(左)のサンプルデータが、それぞれ表示されます。
2)確定ボタンを押下すると、追加した結合ステップに、確定した処理のアイコンが追加されます。
<例2 別のデータと統合する(別のデータを縦に統合する)場合(統合ステップを使用)>
1)統合するデータファイル(データビューも可)を選択します。
操作スペースの下に、元のデータ(上)と統合先のデータ(下)のサンプルデータが、それぞれ表示されます。
2)元データと統合するデータの列をマッピングします。
〜1列ずつマッピングする場合〜
元のデータの列に対応する列を、各列のドロップダウンから選択するか、統合するデータの列を、元のデータの列にドラッグ&ドロップしてマッピングさせます。
〜列の順番でマッピングする場合〜
「自動設定(順序)」で、上のデータ(元のデータ)と下のデータ(統合するデータ)の列順が同じ列を、マッピングさせます。
〜列の名前でマッピングする場合〜
「自動設定(名前)」で、上のデータ(元のデータ)と下のデータ(統合するデータ)の列名が同じ列を、マッピングさせます。
列順や列名が同じでも、データ型が異なる列はマッピングできません
3)確定ボタンを押下すると、追加した統合ステップに、確定した処理のアイコンが追加されます。
<例3 日付計算や文字の置換など、値を加工して、結果を新しい列に出力したり、連番などの列を追加する場合(加工ステップを使用)>
最終のステップとして、出力ステップを追加する必要があります。
[保存して閉じる]ボタンを押下すると加工内容が保存され、画面が閉じます。
データの加工内容は、データビューを右クリックして「定義編集」を選択すると、変更することができます。
データファイルに保存されているデータやデータビュー実行結果は、CSVファイルに出力することができます。
データファイルやデータビューを右クリックして「エクスポート」を選択し、「ダウンロード」または「共有フォルダへ出力」 を選択すると、データがCSVファイルに出力されます。
データの登録や更新、データ出力などの処理を登録しておき、設定したスケジュールで定期的に実行したり、任意のタイミングで実行することができます。
※処理内容や、スケジュールを管理して自動実行するものを「ジョブ」(ピンクのアイコン)といいます。
データの登録、更新 | プレロボからアクセス可能なフォルダ(共有フォルダ)に保存されたCSVファイルや、データベースのテーブルをインポートして、データファイルを新規作成または更新します。 |
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データの整形 (クリーニング) |
クリーナーを使用したデータの整形(クリーニング)を実行します。 |
データの出力 | データファイルのデータや、データビューの加工結果を、プレロボからアクセス可能なフォルダ(共有フォルダ)にCSVファイルで出力します。 |
データ加工結果のデータファイル保存 | データビューの加工結果をデータファイルに保存(データファイルを新規作成または更新)します。 |
複数の処理を、実行順を指定して登録することも可能です。
フォルダメニューから、ジョブのアイコンを選択します。
作成するジョブの名前を入力し、[作成]ボタンを押下すると、定義編集画面(ジョブの処理内容を設定する画面)が表示されます。
画面を右クリックして[追加]を選択し、実行する処理(データのインポート(更新))を設定します。
処理の名前、処理の種類(データのインポート(更新)) 、更新先と更新方法、インポートするファイルを指定し、[確定]ボタンを押下すると、作成した処理のアイコンが画面に追加されます。
再度、画面を右クリックして[追加]を選択し、実行する処理(データのエクスポート)を設定します。処理の名前、処理の種類(データのエクスポート)、対象データビューなどを設定して確定すると、アイコンが追加されます。
処理の実行順(データファイルを更新→データビューの実行結果を出力)を設定するために、インポートのアイコンを右クリックして、[矢印の追加]を選択すると、矢印が追加されます。追加された矢印を、エクスポートのアイコンに繋げます。
保存すると、ジョブが作成されます。
ジョブを右クリックして、「実行」を選択すると、登録された処理が実行されます。
ジョブを右クリックして「スケジュール設定」を選択し、ダイアログボックスで処理の実行スケジュールを登録すると、スケジュールに従って、処理が自動実行されます。
実行日時を指定 | 指定された日時に処理を開始します。(1度だけ実行されます) |
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実行間隔を指定 | 指定した間隔で定期的に処理を実行します。(x分間隔、x時間間隔、x日間隔) 例:2日おきに実行 |
週単位で指定 | 毎週指定した曜日に処理を実行します。 例:毎週月曜日と木曜日に実行 |
月単位で指定 | 毎月指定した日にちに処理を実行します。 例:毎月15日と月末に実行 |
処理中に他の処理を行ったり、画面を閉じたりしても継続される処理をタスクと呼びます。タスクが完了したりエラーになったりすると、画面右下に通知されます。また、通知画面が閉じている場合でも、ヘッダの通知アイコンを押下すると、通知内容が画面右下に表示されます。
時計ボタンを押下すると、タスクの実行履歴が表示されます。(実行中のタスクを含む)
ヘッダの右端の歯車ボタンを押下し、「ユーザー設定」を選択すると、ユーザー設定画面が別タブに表示されます。
ログインパスワードの変更や、インポート/エクスポートのファイルフォーマットの初期設定などを行います。
フォルダやオブジェクトの基本情報は、フォルダやオブジェクトを選択すると画面下に表示されます。
フォルダやオブジェクトの情報は、^ボタン押下で基本情報を開いた時に最新化されます
(開いたままの状態や、タブの切り替え時には最新化されません)
データファイルなどのオブジェクトは、複製したり、他のフォルダに移動させることができます。対象オブジェクトを右クリックし、メニューから操作を選択します。
複数オブジェクトの移動、所有者変更、削除を一度に行う場合、ページヘッダで範囲選択モードに切り替え、オブジェクトを複数選択して操作します。
データビューの絞込み条件は、値や列の代わりに「パラメータ」という項目を設定しておくことで、定義編集して保存することなく、実際に画面を表示したりエクスポートする際に、条件の値を変更することができます。
絞込ステップの絞込み値の右のレンチボタンを押下し、「新しいパラメータ」を選択します。
パラメータの名前 (絞込みステップでパラメータを設定する時や、データビュー実行時、パラメータに値を入力する時に使用します。) を入力します。
値の初期値(実行時に条件を指定しない場合(ジョブの自動実行時など)に設定する条件の値)を指定し、[OK]ボタンを押下すると、作成したパラメータを、絞込みの値として設定できるようになります。
絞込み値の右のレンチボタンを押下し、「パラメータから選択」を選択します。
値のドロップダウンから、1〜3で作成したパラメータの名前を選択します。
[確定]ボタンを押下すると絞込みステップに処理が追加され、エクスポート等のデータビュー実行時に、条件の値を実行者が変更することができます。
パラメータ設定されたデータビューを右クリックし、「データ表示」を選択すると、ダイアログが表示されます。
設定済みの値(初期値)を変更する場合、初期値の右のレンチボタンを押下します。
入力切替メニューで、値を入力する場合は「値を入力」など、変更内容に応じてメニューを選択します。
値を入力する場合は検索条件の値を入力後、 [実行]ボタンを押下すると、指定の検索条件でデータビューが実行されます。